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ガタガタの歯並びはお口に悪影響!歯列矯正で健康を取り戻す
歯並びに関するコンプレックスで最も多いのは「ガタガタの歯並び」ではないでしょうか。この「ガタガタ」とは、歯列からはみ出している、デコボコしている、歯と歯が重なり合っている、などが挙げられます。ガタガタの歯並びは見た目も悪いだけでなく、お口の健康にも影響を与えてしまいます。
ガタガタの歯並びになる原因
芸能人やモデルのように美しい歯列に比べ、自分の歯並びはなんて悪いんだろう、と鏡を見るたびにご自身の口元にコンプレックスを感じる方の中には、「なぜ歯並びが悪いのか」と考えたことがあるのではないかと思います。
歯並びが悪くなるのは、まず顎の大きさと歯の大きさのバランスが悪いためです。特に最近は顎が小さい方が多い傾向にあり、それとともに歯が顎の大きさに見合ったスペースに並びきってないこtが、ガタガタの歯並びの主な原因と考えられるでしょう。
顎が小さいのは、ひとつにはご両親の骨格の遺伝が考えられます。遺伝により顎が小さく、歯並びが悪くなってしまうのはご自身でどうしようもできないため、仕方ありません。
それ以外の原因として考えられるのは、幼少期の指しゃぶりや、早い時期に乳歯を失ってしまったことなどです。
指しゃぶりや舌で歯を押すと、出っ歯の原因になります。また噛み合わせにも影響が出てしまうため、お口全体によって良い影響はありません。
また乳歯を早期に失うことも、歯列の乱れを生み出してしまいます。
乳歯は、永久歯が生えてくることで自然と抜け落ちます。また乳歯があることで、次に生えてくる永久歯の歯列を正しい位置に導くことができるという、大切な役目を持っています。
ところが、ひどい虫歯などで乳歯を早期に失うと、隣の乳歯が傾き始め、スペースが狭くなってしまうため永久歯が並ぶすき間がなくなってしまいます。その結果、生えてきた永久歯は本来の歯列から乱れ、はみ出したり重なったりしてしまうのです。
ガタガタの歯並びはがお口の健康に与える影響
ガタガタの歯並びは審美面を大きく乱すだけでなく、お口の健康にも悪い影響を与えてしまいます。
まず歯並びが悪いことで歯磨きがし辛く、汚れが残ってプラークが作られてしまいます。これは虫歯や歯肉炎、歯周炎の原因となり、のちに歯を失うきっかけとなってしまいます。
また噛み合わせが悪いため、奥歯で噛みにくい、食後や一日の終わりに顎が痛くなる、だるくなるといった症状が出やすくなります。これは顎の関節に相当負担がかかり、将来的に顎関節症のリスクが高まってしまいます。
ガタガタの歯並びの中には、八重歯もあるかもしれません。八重歯は隣の歯が後方に下がり、歯がないように見えてしまうだけでなく、歯磨きがし辛くステインが付きやすい、咀嚼のための歯の動きを制限してしまう、八重歯が唇に当たって傷がついてしまうなど、良いことはなにひとつありません。
このように、ガタガタの歯並びはお口の健康に多くの悪影響を与えてしまうのです。
歯列矯正で歯並びを整える
歯並びを整えることは、審美性の向上だけでなく、お口の健康維持に大きな意味を持ちます。噛み合わせに問題がある場合は全体矯正が必要になりますが、軽度の症状なら部分矯正で対応できることもあります。
コンプレックスを解消し、健康な口元で笑顔に自信を持ちましょう!
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コラム監修者 :にしお歯科院長 西尾裕司
大阪大学歯学部を卒業後、医療法人江坂歯科医院に勤務、翌年院長に就任する。その後、大阪府の歯科医院にて 5年間勤務。その後、平成18年に「千里中央 にしお歯科(大阪府豊中市)」を開院。