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前歯が大きい上に出っ歯…。コンプレックスを解消する方法とは
歯並びの悩みでもトップと言える、前歯の乱れ。そのほとんどが、出っ歯ではないでしょうか。出っ歯はその名のとおり、前歯が前へ出ている歯並びで、審美面に影響を与えてしまいます。その上歯が大きいと、余計に出っ歯が目立ってしまうのではないでしょうか。この「前歯が大きくて出っ歯」というお悩みはどのようにして解消することができるのでしょうか。
大きな前歯が出っ歯を引き立てることも
歯の大きさは人それぞれ個人差があり、大きめの歯、小ぶりな歯などその大きさは様々です。前歯ひとつ取ってみても、かなり大きな歯と、乳歯よりも少し大きいくらいの歯では、全く印象が異なります。
例えばお顔が大きい人と小顔の人が並んでみると、お顔が大きい人は自分の骨格や肉付きの良さがとてもコンプレックスになり、小顔の人がとても羨ましく思えるでしょう。
前歯も同じで、サイズが大きく、前方へ出ていると非常に目立ってしまいます。歯の大きさのバランスが良く、歯並びの美しい人と並んでみると、ご自身の口元のコンプレックスが更に目立ってしまうと思います。
大きな前歯はチャーミングでもありますが、それが出っ歯の場合、より歯の大きさが目立ってしまいます。また歯の大きさが出っ歯を引き立てていることにもなるのです。
前歯の大きさを目立たなくするには?
出っ歯で歯が大きく見える場合、本当に歯のサイズが大きいかどうかによります。歯のサイズは標準的なのに、前へ出ていることで視覚的に大きく見えてしまっている可能性があります。この場合、まずは歯列矯正で前方へ出ている前歯を引っ込めることでずいぶん印象が変わります。
抜歯が必要なケースや部分矯正で対応できるケースなどがありますので、矯正の専門医に相談してみましょう。
また歯のサイズに問題がある場合、歯を少し削って形成することもあります。物理的に歯を小さくすることで当然、見た目のコンプレックスも解消することができます。
ただし歯を削ることで歯がしみる、痛くなるといった副作用が出てしまうことがあります。この方法で歯を小さくする場合、デメリットをしかりと把握し、納得してから治療を受けることがトラブルを避けることになります。
また削り方に問題があると、すきっ歯のように見えてしまうこともあります。実績が多いこと、技術が優れていることがベストな結果を得ることができるため、医院選びは慎重に行いましょう。
ご自身のお悩みに沿った医院を選ぶことが、最良の治療結果に繋がります。目立つ前歯だけに失敗しないよう気を付けましょう。
コラム監修者 :にしお歯科院長 西尾裕司
大阪大学歯学部を卒業後、医療法人江坂歯科医院に勤務、翌年院長に就任する。その後、大阪府の歯科医院にて 5年間勤務。その後、平成18年に「千里中央 にしお歯科(大阪府豊中市)」を開院。