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ガタガタの歯並びはブラッシング不足の原因に!部分矯正で改善できる?
適切な歯磨きは、健康な歯の源です。しかし歯磨きがきちんとできていないと、むし歯や歯周病などお口の健康に悪影響が出てしまいます。そして歯並びがガタガタしていると、頑張って歯磨きをしているのにむし歯や歯肉の腫れを引き起こしやすくなってしまいます。
歯ブラシの毛先が届きにくい
模型のように整った歯並びなら、比較的ブラッシングもしやすいことでしょう。歯磨きの目的は、汚れをきちんと落とすことです。歯並びが悪いと、ブラッシングの毛先が届きにくく、汚れが残ってしまいがちになります。特に下の前歯の裏側はプラークや歯石がつきやすく、歯並びがガタついているとより一層むし歯や歯周病のリスクが高まってしまいます。頑張ってデンタルフロスを使っても、どうしても限界があるかもしれません。
また汚れが残ったままにしておくとやがてプラーク化し、細菌が大繁殖するため口臭の原因となって相手に不快感を与えてしまいやすくなります。このように歯並びが悪いと見た目だけでなく、ブラッシング不足によりお口の中のトラブルがより起きやすくなるのです。
歯並びを整えるとブラッシングしやすくなる
ガタガタの歯並びであることにコンプレックスを抱いている方は、ほとんどが見た目のことだと思います。もちろん乱れた歯並びにより口元に自信を持てなくなり、笑顔もぎこちなくなってしまうことでしょう。しかし歯並びの乱れは見た目以上に歯の健康にデメリットを与えてしまいます。歯並びを整えるとブラッシングしやすくなり、トラブルを軽減することが可能となります。歯並びを整えることは見た目の改善とともに、お口の中の健康を維持することにも繋がるのです。
見える部分の矯正で見た目が見違える
歯並びの乱れの中でも、特に前歯は目立つ部分です。乱れた歯並びもしくは八重歯は、噛み合わせに大きな問題がなければ部分的に矯正治療を行う「部分矯正」が可能です。部分矯正は全体矯正に比べて短期間で治療が可能なうえ、費用も大幅に抑えることができます。
デンタルフロスなども併用して
歯の健康を守るのは歯磨きですが、歯ブラシだけを使っていますか?せっかく部分矯正で歯並びをキレイに治しても、きちんとブラッシングできていなくては意味がありません。きちんと歯と歯ぐきの境目に歯ブラシの毛先を当てて、丁寧に磨きましょう。そしてデンタルフロス、歯間ブラシそしてワンタフトブラシも是非一緒に使うようにしてください。特に歯と歯の間は歯ブラシだけでは不十分です。歯ブラシと併用してこれらの補助用具も使って、歯の健康を維持するように心がけましょう。
コラム監修者 :にしお歯科院長 西尾裕司
大阪大学歯学部を卒業後、医療法人江坂歯科医院に勤務、翌年院長に就任する。その後、大阪府の歯科医院にて 5年間勤務。その後、平成18年に「千里中央 にしお歯科(大阪府豊中市)」を開院。