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前歯の歯並びがガタガタ・・・抜歯しなくても歯並びは治せる?

前歯の歯並びは、お顔全体の第一印象を決める部位といっても過言ではありません。そんな前歯の歯並びですが、ガタガタの歯並びを歯列矯正で綺麗にしたいと思っていても、抜歯の有無は気になるところではないかと思います。ではガタガタの前歯は、抜歯をしなくても治すことはできるのでしょうか。
前歯の歯並びがガタガタになる原因とは
前歯の歯並びの悪さには、叢生や出っ歯が挙げられます。中でも叢生は、八重歯があったり、歯と歯が重なりあっていると、見た目にコンプレックスを感じやすい歯並びです。では前歯の歯並びが悪い原因はどこにあるのか、まず知っておきましょう。
・顎が小さく、永久歯が並ぶスペースが狭い
前歯の歯並びが悪い最も多い原因は、顎の小ささと、それに対する歯の大きさのアンバランスさです。永久歯は乳歯よりも大きいため、顎が小さめだと永久歯が並ぶスペースが確保できません。2人がけの椅子に3人が無理矢理座ることを想像してみると分かりやすいでしょう。誰かが押し出されて、3人全員がきちんと座れないですよね。歯並びも同じで、狭いスペースに永久歯がきれいに並ぶことができないことで、前歯の歯並びが乱れてしまいます。
・歯の数が多い
生まれつき歯の数が多いことを「過剰歯」と言います。通常、乳歯は20本、永久歯は28~32本ありますが、それ以上歯が多いと「過剰歯」と診断されます。過剰歯があると歯が並ぶスペースが確保されず、ガタガタの歯並びになる可能性が高まります。
・舌で歯を押す、爪を噛むなどの悪癖
顎の骨の大きさと歯の大きさに問題がなく、きれいな歯並びであっても、悪い習慣によって歯並びが悪くなることがあります。歯は力を加えると動く性質があります。爪を噛む、舌で歯を押す癖は矯正治療の器具よりも大きく力をかけてしまうため、歯が動いて歯並びが悪くなることがあります。
ガタガタの歯並びは絶対に抜歯しないと治らない?
ガタガタの歯並びは、矯正治療で改善が見込めます。矯正治療は子どものための治療と思われがちですが、成人してからでも治療することが可能です。
ここで気になるのが、抜歯の有無ではないでしょうか。ガタガタの歯並びの場合、まずは歯が正しい位置に並ぶためのスペースを確保することが必要です。加えて、上下の顎の位置のバランスを正しく整えなければいけません。
抜歯の有無は、歯を正しい位置に並べるためのスペースを作ることが出来るかどうかによって決まります。顎の骨が小さく、かつ歯が通常よりも大きめだった場合、抜歯をしないとスペースが作れないことが多いでしょう。八重歯の場合、正面からときに側切歯が後方に下がって見えないほどのケースでも、抜歯のケースがほとんどです。
過剰歯が原因の場合も、歯並びを乱している余分な歯を抜歯して治療を進めていきます。乳歯の場合はあまり歯を抜くことはありませんが、過剰歯の存在が認められた場合、のちの歯並びに影響することが考えられますので、乳歯の過剰歯は抜歯する可能性が高いでしょう。
このように、歯を本来の正しい位置に並べるスペースがない場合、抜歯をして治療を進めていきます。
抜歯をしなくても良いケースとは?
いっぽう、抜歯せずにガタガタの歯並びを治すことが出来るケースもあります。抜歯をしなくても歯を動かして歯並びを整えられると判断されたケースなら、抜歯せずに矯正治療が可能です。
抜歯しなくてもすむケースとしては、ガタガタ具合が軽度なケースです。叢生や出っ歯の程度が軽度なケースでは、非抜歯で矯正治療が可能と診断されることがあります。
抜歯しないで矯正治療を行う場合、歯を動かすためのスペースが必要です。矯正装置のみで歯を動かせるというケースもあれば、歯と歯の間を、ヤスリのような器具で少しだけ削って歯を動かすスペースを作る「ディスキング」という処置が必要になることもあります。
抜歯しなくても良いケースなら、部分矯正が可能なことも
抜歯をしなくてはいけない症例の場合、全体矯正が必要ですが、ガタガタの具合が軽度で抜歯しなくても治せる場合、部分矯正が適応になることもあります。特に目立つ前歯の場合、部分矯正で治療が可能なケースもあります。
部分矯正の場合、全体矯正と比べて費用も治療期間も抑えられるというメリットがあります。目立つ前歯野歯並びの乱れを治すだけで、印象がグンと変わり、コンプレックスから解消されることと思います。
またお口の健康面にとってもプラス作用が期待できます。ガタガタの歯並びは歯磨きがし辛く、むし歯や歯肉炎、歯周病のリスクが高くなりますが、矯正治療や部分矯正できれいに治すことによって、こういったお口の中のリスクも減らすことができます。
ただ、明らかに抜歯しないと綺麗にならないケースで無理に非抜歯治療をした場合、理想の歯並びにならないばかりか、口元が突出して横顔の審美面を大きく乱すことがあります。抜歯しなくてはいけないのか、非抜歯で部分矯正で治せるのか、しっかりと診断できる医師のもとで十分に相談して治療法を決め、納得して治療を行うことが、理想の歯並びと後悔しない結果を得られる大きなポイントとなるでしょう。







