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大人の矯正治療と、部分矯正という選択肢について

「子どもの頃から歯並びが気になっていた」「今さら矯正は遅いのでは?」
そう感じながらも、就職や結婚、子育てが一段落したタイミングなどをきっかけに、大人になってから歯科矯正を希望する方は年々増えています。大人になってからの矯正治療というと、やはりデメリットも気になるのではないでしょうか。そんな中、部分矯正という選択肢が注目されています。今回は、大人の矯正治療と、部分矯正の選択肢についてお話いたします。
大人の矯正治療が増えてきた理由とは
悪い歯並びを治すのは、子どもの矯正治療ー。こんなイメージを持つ方はきっと多いのではないでしょうか。実際、小さなお子さんの歯並びが気になり、早いうちから矯正相談へ行ったり、小児矯正を始めるご家庭は多いと思います。そして、子育ての間は自分自身に構う時間はほとんどなく、ご自身の歯並びが悪くても、後回しになるのは、ごく自然なことでしょう。
子育てが一段落ついた方や、自分の時間が持てるようになったときに、ふと「自分も矯正治療をしたほうが良いかも」と感じる方も少なくないと思います。
最近は、SNSなどで様々な情報が手に入る時代であり、矯正治療の宣伝も目に入る機会も多いでしょう。またおとなになると歯周病が進み、その原因のひとつとして歯並びの悪さが挙げられていることも、大人の矯正治療が増えてきた要因とも考えられます。
大人の歯列矯正のメリット
大人になってから歯並びを整える最大のメリットは、まず見た目の改善が挙げられます。しかしそれ以外の大きなメリットは、歯並びが整うことで歯磨きがしやすくなり、虫歯や歯周病のリスクを減らすことができることです。
年齢を重ねるにつれて歯周病のリスクは高まりますが、歯並びが悪いと、どれだけ丁寧に歯磨きをしていても磨き残しが出やすくなります。
その結果、歯周病が進行したり、口臭や虫歯の原因になることも少なくありません。
歯並びを整えることは、将来にわたって自分の歯を守り、健康的に歳を重ねるための予防的な治療とも言えます。
また、口元に自信が持てるようになり、笑顔や会話が自然になることで、仕事やプライベートに良い影響を与える方も多くいらっしゃいます。
このように、大人の矯正治療は、見た目の改善とお口の健康に良い影響を与え、そのことにより毎日の生活も、より快活なものへと導いてくれるのです。
大人の歯列矯正におけるデメリットとは?
一方で、歯列矯正にはデメリットや注意すべき点もあります。
まず、定期的な通院が必要になることです。
仕事や家事、育児で忙しい中でも、矯正装置の調整や経過確認のため、一定のペースで通院しなければなりません。特にワイヤー矯正の場合、装置の違和感や痛みが出た際に、急な来院が必要になることもあります。
また、大人は成長期の子どもに比べて、歯の移動に時間がかかる場合があることも理解しておく必要があります。症例によっては、抜歯が必要になることもあるため、さらに治療期間が長くなってしまいます。さらに、矯正後に歯周病が進行すると、せっかく整えた歯並びが後戻りしてしまうリスクもあります。そのため、矯正中・矯正後の口腔ケアが非常に重要になります。大人の方が矯正治療を考える際、このようなデメリットがあることをしっかりと理解しておく必要があります。
「全部は直さなくてもいい」「気になる部分だけ治したい」部分矯正という選択肢
矯正治療はしたいけど、「全体の矯正はハードルが高い」「痛みに耐えられるか心配」「全体じゃなくて前歯だけ整えたい」そんな大人の方に選ばれているのが、部分矯正です。
部分矯正は、気になる部分のみを整える治療方法で、治療期間が比較的短く、費用や身体的負担を抑えられるというメリットがあります。特に、前歯のガタつきや出っ歯、すき間など、見た目が気になる部分を改善したい方に適しています。部分矯正の場合、抜歯はほとんどしないため負担が少なくて済むため負担が少ないのもメリットと言えます。
ただし、噛み合わせ全体に問題がある場合や、重度のガタガタ、骨格が原因の出っ歯や受け口、開咬などは、部分矯正が適応にならないこともあるため、正確な診断が不可欠です。
ご自身の歯並びが部分矯正でどこまで改善できるかどうか、まずは部分矯正の症例が多い医院で相談してみましょう。
大人だからこそ、納得した矯正治療を
部分矯正にはワイヤー矯正とマウスピース矯正があり、ライフスタイルに合わせて選択すると良いかもしれません。ただマウスピース矯正は自己管理が必要です。また食事の際に外したマウスピースをティッシュなどに包んでおいて、ついうっかり捨ててしまった、という事例も少なくありません。
このように、大人の歯科矯正は、メリットだけでなくデメリットや注意点もあります。
だからこそ、自分のライフスタイルやお口の状態に合った治療方法を選ぶことが大切です。
部分矯正やマウスピース矯正など、選択肢が広がった現在、大人の矯正治療はより身近なものになっています。まずは歯科医師に相談し、ご自身に合った矯正治療を一緒に考えていきましょう。







